今回は全国各地ご縁のある場所に呼ばれ、土地や人のつながりをいただきながらお祈りをすることになったきっかけをお話ししたいと思います。
不思議な話と思われるかもしれませんが、私にとっては超リアルな現実ごとであり、その後の生活や人間関係はもちろん、感覚や思考がそれまでの自分とはガラリとひっくり返ってしまう出来事でした。
2015年末に
夢をみた。
今となっては、眠っていたのか、ぼんやりとした白昼夢だったのか定かではないが、
私は
龍に乗っていた。
それはとてもとても大きな白龍で
風にごうごうと靡くたてがみの後ろ、ちょうど前脚の付け根あたりに
両腕をめいいっぱい広げてしがみついていたのだ。
白く仄々とした金色の光を放つ、大きな壁のような龍のからだに
胸も、お腹も、ほっぺたもぜんぶ、
ピッタリとくっつけて。
そうして、触れている龍の身体を通して魂に流れ込んできたのは…
強烈な懐かしさ!!息もできなくなるほどの。
どう言葉で表現していいか…、わからないくらい
とてつもなく豊かで、際限のない慈愛の波動。
今世で出会ったすべての人々から注がれた、愛や情をも簡単に凌駕してしまう
深い深い愛情、そして
深い深い安心感。
心が歓びで呼吸ができなくなるなんて初めての感覚…。
さらに
なぜかこの白龍は、
ずっと長い間私を
見守ってくれていたのだ。
いつも。常に。
なのに、わたしはそれを
ずーーーーっと、長い間忘れていた。
幾度も幾度も生まれ変わり過ごした人生も、思い出すこともなく、気づくことさえもなく。
それなのに。
そして思い出した。
この白龍と、遥か遠い昔に約束を交わしたことを。
それが今、ようやく、突然、なんの前触れもなく
すん。
と思い出したのだ。
この感覚はこの後も、ふとした時に何度もやってきては
その度に意識を丸ごともっていかれてしまう。
頰に胸に伝わる、あの感触。
今もたしかに感じている。
すべてはここからがはじまり。
白龍の知らせで目指した先は…
それまでは、
特に「龍好き」とか「龍神マニア」でもなかったですし、スピリチュアルな世界に明るいわけでもなかったので、そういったことは自分の中で少し外した位置に置いておくものでした。
ですから、ふ〜ん龍ねー、…どうして龍?…ま、いっか!
と、深堀りすることもせず日々を過ごしていました。
けれども
ふとした時に繰り返し甦ってくるあの感覚…
魂の奥底から渾々と溢れ出る、言いようのない懐かしさと
思い出そうとしても、なかなか意識の表面に像を結ばない「約束事」。
深いところでは何か「わかってる」のに。なぜ?
それでも確かに言えるのは、
でもこの感覚さえあれば、もう何があっても怖くない!
何もかもが無くなってもこの包まれる感覚さえあれば生きていける。
だって今までもそうだったから!
??
どうして知ってる?私?
そんな折、
ネットを流し見していて目に止まった一枚の写真に胸の奥を鷲掴みにされてしまった。
平屋の家屋に赤瓦の屋根
空には今にも動き出しそうな雲。
「これ!!!この感じ!!白龍に乗っている時の感覚と同じ!!」
慌てて画像の説明を読むと
『宮古神社』
と書いてある。
宮古…宮古島?どこだっけ?
たしか沖縄の方の、どこかの島だよね?
遠い…遠すぎる…。
しかも、一人旅なんてしたことないし…
そもそも宮古島ってどうやったら辿り着けるの?
あぁ!でも気になるーーっていうか、もう、いても立ってもいられない!むずむずする!
頭の天辺がひっぱられるーーー!!!
と言うことで、飛び立ちました、宮古島へ。
そして出発前にあった2つの夢知らせが、その後の私の人生、やライフワークを丸ごと変えてしまうきっかけとなったのでした。
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