龍宮神とアマテラス～龍神の島沖縄と宮古島へ④辺戸岬・安須森御嶽・喜如嘉七滝・与那覇岳
（前回はこちら）
続きまして、沖縄本島最北端に位置する辺戸岬へ！
遠くにはパワースポットと呼ばれる大石林山も見えますね。
やんばるの雄大な自然の中を車でぐんぐん進んで行きます。
むせかえるような森の匂い、島特有の暑さ。
植物たちの呼吸が肌にまとわりついてきます。
辺戸岬
かつて琉球王国には、「国四鎮」（くにゆちん）と言われる東西南北の信仰の要所がありました。
辺戸岬はそのうちのひとつ、北（ニーヌファ）の龍神に当たります。
辺戸岬は沖縄本島の最北端。
隆起したサンゴ礁の断崖絶壁から一望できる海原は、太平洋と東シナ海が交わるところ。
紺碧の海の向こうには、与論島や沖永良部島を見ることができます。
岬のサンゴ礁が隆起した岩場は尖っていて足元が悪いため、そろそろと崖を下り拝み場所を探します。
足元から立ち昇ってくる水の氣。
こちらも天地を繋ぐのにクリスタルボウルの音色を使うことに。
水のある場所は、音の波動が全然ちがう！
打ち寄せる波の振動とクリスタルボウルの音色が溶けあって、体が浮き上がりそうになるのです。
遠くかすかに見える与論島から海伝いに本州まで、水の波動が空間を超えていくのを助けてくれます。
辺戸龍神
辺戸岬の遊歩道を途中で逸れて下っていきますと、大きな琉球石灰岩に挟まれた岩場の影に、辺戸龍神龍王神の御嶽がありました。
石碑と反対側にも少し高い位置にも祠があります。ここ一角は強烈なパワーのスポット🐉✨
龍宮神にたどり着くと、私たちの前を歩いていた地元のおじいが、持参してきた貝を祠に供え始めました。
「せっかく龍神様に差し上げた貝を、ここの意味もわからない人がもっていってしまうさ～」と言われます。お話を聞くと、ここを普段からお守りされている方のようです。
ここも地元の方が大切にされている、とても神聖な場所。
私たちも、おじいに龍神様に拝みをさせて頂く許可をいただくことに。
こういったタイミングでお参りさせて頂けること自体が神計らいであり、感謝です。
拝み始めると、氣がどんどん流れて動き始めます。とてもパワフル！
琉球の龍神神話（こちら→）では、琉球王統は神の子「天孫子（テンソンシ）」からの始まりと伝えられており、天孫子が生まれ出でた場所が辺土岬とされています。
この辺戸岬の龍宮神は、天孫子が生まれ出た岩穴と関係がある古来からの信仰の場所です。
ここでふと神降りがあり、私に「何かが卵のようにパカッと開くイメージ」を伝えてきます。ちょうど桃太郎が桃からパカッと開いて生まれるような…かんじ。
今はわかりませんが、何かに繋がるようですね。
ここでいただいたエネルギーを体にのせて、次の安須森御嶽へ向います。
安須森（あすむい）御嶽
遠くに見える安須森
辺戸岬の近くにある黄金山（くがにやま）と呼ばれている岩山に、安須森御嶽はあります。沖縄の最高聖地の一つであり、地元では「長老の森」と呼ばれ大切に信仰されているそうです。
そこは御天軸と呼ばれ、天とつながる場所。
天孫子の墓とノロの墓があり、さらにアマミキヨが作った琉球開闢（びゃく）七御嶽の内、一番最初に作ったのがここ、安須森御嶽だといわれてます。
山麓の山神様にご挨拶をしてから、
なかなか険しい岩場を、チェーンを頼りに昇っていきます。
中腹にある黄金洞（くがにがま）とイビガナシ
完全なる神域で8合目辺りから体が軽い～♪
ようやくたどり着いた頂上からはぐるり360°の絶景！
遠くには先程の辺戸岬が見えます。
御天卯之大神
頂上には祠とイビが。
ここで辺戸岬を経由して、天地繋ぎのお祈りを。
右回りと左回りの渦、3つの円が重なるイメージが降りる。
すると突然目の前に、辺戸龍神で見せられたパッカーンが！！
地元の人によると、熟れたソテツの実だそう。
先に神降りでイメージを伝えられていたのは、お待ちいただいていた証し。
なんともうれしいことです💖
与那覇岳（よなはだけ）
次に向かったのは、沖縄最高峰の与那覇岳。
ですが、予想外に険しい安須森御嶽でだいぶ足もくたびれてしまったので、頂上まではいかずに祈り場所を見つけてクリスタルボウルで波動の納めを。
鳥の鳴き声とセミの大合唱🎶
森の中からじっと見つめてくる存在も
大地、水、光、音、風が織りなすハーモニー♪
沖縄本島の一番高い場所、天に近いところから宇宙へ、祈りつないだエネルギーを納めます。
喜如嘉の七滝（きじょかのななたき）
ここは本当に大好きな場所✨
いつ来ても温かく迎え入れてくれる、老成されたとてもおおきな龍神さま🐉がいらっしゃる。
ここで本日のご報告と納め祈りをして、滝に入り禊させていただきます。
明日もまだまだ続く！（つづきはこちら）
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